
どうも皆さんこんにちは!『RYO(@ryo_blog_fps)』です^^
今回レビューしていくのは、2019年2月7日にRazerから発売されたゲーミングキーボード「Cynosa Chroma」です。
好みに合わせて「日本語配列」「英語配列」から選べる商品展開です。
日本語配列↓
英語配列↓
Razerのゲーミングキーボードと言えば、諭吉さん2人くらい簡単にすっ飛んでいくものも多く、「カッコいいけど超高級品」と言うイメージなのですが、このキーボードは違います。
Razerキーボードの中では、この「Cynosa Chroma」が『6,980円』という最安値。(価格は2019/12/30の価格)
しかも2019年1月10日(17:00時点)のAmazon売れ筋ランキングで堂々の5位という人気の高さも伺えます。
実際に商品を使ってみて分かったことは「さすがRazer」。コストカットをしつつ大事なところは全力でカッコいいまま!
「低価格キーボード×Razer」と言う異色のタッグで臨んだこの新作デバイスはゲーマーの心に刺さるのか。
この商品の『良い所』と『ウィークポイント”3つ”』を交えて詳しくレビューしていきます。
タップできるもくじ
「Cynosa Chroma」の大きな特徴
・「カッコいいはそのままに。価格はスマート。」高級感とコストカットの絶妙な融合
・メカニカルキーが主流のゲーミングキーボード界に「メンブレン」で挑んだこの商品。個人的にはロジクールのメンブレンキーボード「G213」より全然あり!
「FPSでも全然いける!」ただしメカニカルと比較すると打鍵感がかなり重い。
・ライティング技術は流石の一言。1680万色から成る「8種類のイルミネーション効果」が凄い!
・多少の水やコーヒーをこぼしても壊れにくい「スピル・レジスタンス構造」を採用で、もしもの時に安心!
「Cynosa Chroma」の外観
それでは早速「Cynosa Chroma」の外観を見ていきましょう。
箱デザイン
本体
何にも知らない人から見れば「パッと見、数万円はするだろうな」って言う位高級感があります。
「鮮やかなバックライト」「ロゴが光るRazerのマーク」「シンプルながらFPSゲームが全力でできる性能」
外観に関しては価格を考えると100点を挙げても良いくらいのフォルムデザインに仕上がっています。
一方で気になった点は「スペースバーの幅が極端に短い」という点です。
キー「1.5個分ほど短い仕様」になっていました。
左の端のスタートは同じ位置なので、FPSゲームにおいて悪影響はないですが、普段使いのタイピングで気になる人がいるかも?
僕は全く気にならなかったけど、気付いた点として書いておきます。
「Cynosa Chroma」のライティング
こやつのライティングは半端ないクオリティーの高さに仕上がっています。
僕がいくら語るより「あなたの目で見た方が確か」なのでズラッとお見せいたします↓(画像はタップで拡大可能)
圧巻のクオリティーでしょ?
これだけやってくれてたった7,000円とか破格過ぎる。。。
特に注目すべきは「キー間の隙間のLED」がとても素晴らしいという点です。
このキーボードはLEDがもっとも美しく映える「フローティングデザイン(浮き型)」ではないモノの、『キー間の隙間のLED』のおかげで、それに匹敵するくらいのインパクトを与えてくれます。
また、手前側の「Razerのロゴ」もしっかりRGB対応。
もちろん専用ソフトウェアで設定すれば、自分好みの色に固定することも可能↓(画像タップで拡大可能)
ライティングに限って言えば、「安いから我慢すると言う必要はないクオリティー」となっています。
照明効果は大きく分けて8種類!↓
写真じゃ分かりにくかったので、分かりやすかった3種類だけお見せします↓
画像なので「光の動きを正確にお伝えすることが出来ない」のが本当に残念なのですが、実物は本当に感動するレベルで良いです。
趣味を楽しむデスク上が鮮やかなグラデーションでライトアップされます。
Razerの専用ソフトウェア上で設定するのがベターですが、キーボード単体でも変更が可能になっています。
・キーの「FN」+「F11」で光度を下げる(複数回押して消灯)
・キーの「FN」+「F12」で光度を上げる
このキー操作は、ゲーミングキーボードならごく一般的な方法なんですが、この「Cynosa Chroma」は「FNキー」を押し続けると、上部のファンクションキー達が白く光るんです。(凄く珍しい配慮。)
最初は何のことかさっぱり分かりませんでしたが、どうやらこの「白い部分で各操作が出来ますよ」と教えてくれる便利機能でした。
いやはや、作りこんでますなぁ。
「Cynosa Chroma」の打鍵感と打鍵音
大変長らくお待たせ致しました。
実際皆さんが一番気になるであろう、打鍵音ですが「百聞は一見に如かず」
動画を撮影しておきましたので、参考にご覧ください。↓(イヤホン・ヘッドホン推奨)
※タイピングが我流のためお見苦しいですがご容赦ください。
打鍵音に関しては、静音性にとても優れており「職場での使用もありだな」という静音性ですね。
ゲーム中フレンドとVC(ボイスチャット)を使用していても、フレンドさんに騒音の迷惑がかかることは一切ありません。
打ち心地としては、メンブレン特有のあの安っぽい「パタパタ」する感じが一切なく、心地いい打鍵感に仕上がっていました。
例えるなら、メカニカルキーに近い「メンブレンキー」と言う感覚。
非常にキーの返りも適切なテンションで、「レスポンスも悪くない」といった印象です。
しかしこの打鍵感については「かなり重い」という印象が拭えません。
メカニカルはとても軽いので比較することはナンセンスですが、「Cynosa Chroma」のスイッチは、同メンブレン式のキーボードと比べると体感2倍ほど固く(重く)感じています。
しっかりタイプした方が気持ちいいという人にとってはメリットですが。。。
最初の慣れないうちは、僕は正直結構疲れました。
今この記事を「Cynosa Chroma」で書いていますが、後半になってきてだいぶ他のキーボードと同程度に慣れてきた感覚です。
購入を検討されている方は、この独特の『キーの重さ』に注意して購入されてください。
しかしながら、費用対効果で言えば、本当に満足いく出来だと思います。
これが7,000円を切る!しかもRazerで。。。
「Razer製品は高いから我慢していたプレイヤー」の方達は、この「Cynosa Chroma」も十分購入の第一候補として覚えておきましょう。
上記の他のキーボードのレビューはこちら↓
「Cynosa Chroma」の背面機能
また、角度調整を行うための「チルトスタンド」は3段階調整が可能。↓
これが結構、高評価ポイントでした。(一般的に2段階は多いが、3段階は珍しいんです)
横から見ると結構違います↓
人によってキーの打ちやすい角度って絶対にありますからね。
「この値段でそこまで気が利くのか!」と思わず独り言を言ってしまいました。
ただここで大きなウィークポイントを発見。
「チルトスタンドの先端にラバーグリップがない!?」
写真では滑り止めのラバーグリップが貼ってあるように見えますが、材質はプラスチックでした。。。
ええ、当然キーボードが泳ぎます。
Razerさん。なんでこんなことしたん?
チルトスタンドを立てない人にとっては関係ないですが、立てる派の僕には超ショックな出来事でありました。
「Cynosa Chroma」の重量感
見た目によらず結構軽い部類に入ります。フレームに合金ではなく「強化プラスチックを採用」している影響ですね。
これが少しやっかいな点で。。。キーボードがズレやすくなってます。
「FPS中とっさの振り向き操作で、マウスがキーボードに当たって動いてしまう」という減少に陥りやすいです。
当たらなければ動かないんですがね。。。(←当然)
「Cynosa Chroma」の印字表記
印字表記もアルファベットのみの表記で、非常に見やすいのも大きな特徴。
かな印字を使ってタイピングする方には申し訳ありませんが、やはりかな印字があると、どうしても見た目が「ごちゃごちゃ」してしまいます。
そんな意味では、この「Cynosa Chroma」の印字表記は嬉しい設計です。
僕の購入したものは、キー配列が「日本語配列」タイプ。個人的に「日本語配列」じゃないと、キーボードは選びません。
US配列が好きな人は「英語配列モデル」も販売されているのでそちらをチェックです。
US配列が好きな方はこちら↓
もしもの時にも安心!「耐水・防滴」のスピル・レジスタンス構造
ゲーマーあるあるですが、ゲームをプレイ中うっかり飲み物をキーボードにこぼしてしまった経験がある方は多いと思います。
それこそたった一滴水をこぼしてしまったばっかりに、数万円のキーボードが使えなくなってしまう事もザラ。
しかし、この「Cynosa Chroma」ならそんな心配は必要ありません。
メカニカルだと耐水性は一切ないモノが多いので、メンブレンを取り入れたからこそ出来た安心仕様となっています。
キーボードは他のデバイスに比べて、壊れて買い替えるリスクが非常に少ないデバイスのため、使用する年数が「数年単位」と、とても長期間使用していくものになります。
そんなキーボードだからこそ、この「耐水・防滴」を備えた「Cynosa Chroma」はゲーマーの心強い味方です。
「Cynosa Chroma」のソフトウェア
・ゲームごとのプロファイル設定
・キーボードのイルミネーション設定
・個別キーの無効化設定(ゲームモード有)
特別難しい設定はないので、誰でも簡単に設定することが出来ます。
安心の長期2年保証
1000円~2000円の格安ゲーミングマウスとは訳が違う。
天下のRazerさんのサポートですから、何か故障や不具合があっても長期2年の安心サポートも健在です。
安物買って、案の定すぐに壊れて・・・また次のを買うとなると、時間も手間もお金もかかってしまいます。
安物買いの銭失いは本当にどうしようもないムダ金になるので絶対やめた方が良い。
この有名メーカーだからこその独特な「守ってくれている」感覚は、本当に心地の良いものです。
格安を買って「いつ壊れるのかな?」って考えながら使っていくのは、精神衛生上よろしくありませんからね。
皆さんもこの「Cynosa Chroma」で、Razerというブランド力に守ってもらいましょう。
「Cynosa Chroma」の”3つ”のウィークポイント
①フレームが”アルミ合金”ではなく「高耐久性プラスチック」
最近のゲーミングキーボードのフレームは「アルミ合金フレーム」のキーボードが主流になりつつあります。
この金属フレームだと、純粋に剛性(耐久性)に優れており重いので高級感の底上げという外観デザイン上のメリットも。
一方で今回の「Cynosa Chroma」で採用してある「強化プラスチック」は製造コストが安いというのがメリットで、通常範囲の使用であれば剛性(耐久性)は何ら問題はないです。
ですが外観デザインとしては、どうしても「アルミ合金フレーム」には及びません。
価格を重視する人は「Cynosa Chroma」でも十分ですが、価格が高くても良いから外観デザインにもこだわりたいという人はもうワンランク上の商品を選ばれてください。
②「メンブレンキー」採用
「メカニカル」と違い「メンブレン」は打鍵感が劣るというのが常識です。
低価格で作れるメンブレンを選んだのは正解だったと思いますが、こればっかりはその人の好みの問題ですからね。
『価格を取るか・使い心地を取るか』あなたの予算でしっかり吟味されてください。
③キーボードが結構動いてしまう
僕はこれが一番ショッキングでした。
先ほどチルトスタンドを写真でお見せしましたが、先端がラバーグリップ材じゃなく【滑りやすいプラスチック材】というなんとも悲しい仕様です。
チルトスタンドを立てない人には全く関係ありませんが、僕と同様立てて使う人はキーボードの下にマウスパッドを敷くなどの滑り止め対策をして下さい。
多少ですがだいぶマシになりますよ。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はAmazonの売れ筋ランキング第5位に入賞している、Razerの「Cynosa Chroma」のレビューでした。
数点ウィークポイントもありはしましたが、価格も含めた総合値で判断すると「期待をはるかに上回る満足度の高いゲーミングキーボード」という評価になります。
気になった方は是非購入されてみて下さい。
きっとお気に入りのゲーミングキーボードになると思いますよ!
では、バイなら!
関連記事
RYOBLOG公式Twitterはこちら
Follow RYOBLOG