どうも皆さんこんにちは!『RYO(@ryo_blog_fps)』です^^
今回は日本の国産メーカー「ELECOM(エレコム)」(本社:大阪市)より発売されているテンキーレスキーボード「ECTK-G01UKBK」を購入したので、その使用感を詳しくレビューしていきます。
話は戻りまして、このキーボードは2018年の6月に発売開始されており、存在は以前から知ってはいたんですが、6000円・・・?安すぎて心配だから控えよう。と思って避けていました。
しかし、Amazonの売り上げランキングで長らく上位に食い込んでいるんです。
「ひょっとして良いキーボードなのかも?」という訳で今回購入しました。
詳しくレビューしていきます。いちFPSゲーマー兼ブロガーの正直なレビューをお楽しみくださいませ。
「ECTK-G01UKBK」の大きな特徴
・何といってもその価格。6000円で本格メカニカルの日本語配列”91キー”テンキーレスが買えるのは最大のメリット。
・軸タイプは『茶軸』を採用。耐久性「5000万回」クリアで耐久性も安心。メンブレンではなくメカニカルを採用したのは正解。
・専用の『キーキャップ』『簡易引き抜き工具』が付属。ユーザー満足度高くてGOODポイント。
・ライティングは『単色赤色』のバックライト機能を搭載。ゲーミングキーボードとしては及第点。
・すべてのキーが同時入力できる「全キーロールオーバー対応」なのでゲーム使用では一切困らない。
・「Windowsキー」などの特定のキーを無効にできる『ゲームモード』もきちんと搭載。
・キーボード単体でLEDの発光パターンも変えられるという仕様。この価格でこれを実現させたのは純粋に凄い。
最初に見つけた不満点。
キーの塗装が残念だった。
計2か所。日本製は高品質で安心して買えると思いきや、「これちゃんと検品してるのか?レベルの凡ミスを発見」です。
この塗装漏れは、LED発光させてみて初めて分かる不良なので塗装工程の検査で確認が漏れたのでしょうね。
LED・OFF時は確かに分からない。。。↓
LEDが付いていない状態の時は、確かに分かりにくいレベルの漏れ。「これは仕方ないよな」と僕は納得できました。
でも、全員が僕の様な楽観的な考え方にはならないです。
商品を買うお客さんにそのまま出していいという理由にはならないのがビジネス。
僕は使用上には不都合がない些細な事なので、エレコムにクレームの連絡はしていないものの買って開封した途端にこれだと一気にガッカリしちゃいます。
完璧!笑
安かろう。悪かろう。では長年愛されるブランドに成長できません。
次回作ではしっかり改善してくれてより良いモノ作りをしてもらいたいです。
「ECTK-G01UKBK」の外観
どんなキーボードか外観を詳しく見ていきましょう。
箱
本体
ブラックを基調とした「シンプルかつシックなデザイン」で攻めている”正統派”のキーボードに仕上がっています。
触った感じキーボードフレームはおそらく強化プラスチックなので、手触りや剛性はアルミ合金フレームを使っている高級ゲーミングキーボードには劣りますが、全然及第点を付けられる本体の質感になっています。
フレームの手前側面には「エレコムのロゴデザイン」が。
このロゴの由来はこういう理由だそうです。
ブランドロゴはe-sports の”e” 競技場を見立てた”G”その中で”excite ” “explosion”が起こっている様子を表現しました。
Amazon商品ページより抜粋
エレコムも本格的にeスポーツに力を入れていたんですね。
専用キーキャップ
取り外す時に必要となる「簡易キープラー」がきちんと付属してきます。
表面は滑りにくく操作しやすい表面加工が施されており、付属品としては満足いく出来栄えです。
価格が価格だけにここまでしてもらって、なんだか申し訳ない感覚です。GOOD!
「ECTK-G01UKBK」のライティング
単色赤色バックライト機能を搭載しているRGB不対応のライティングになります。
このキーボードには専用ソフトウェアが無いのですが、このLEDの調整変更等はキーボードで操作できる仕様になっていました。
設定方法
右下のエレコムロゴキー「eキー」で全ての設定が可能になります。
・発光強度調整(4段階)
「eキー」+「↑・↓キー」
・発光点滅間隔の調整(4段階)
「eキー」+「←・→キー」
・発光パターン変更
①「eキー」+「1キー」(常時発光)
②「eキー」+「2キー」(呼吸光・ブリージング)③「eキー」+「3キー」→「eキー」+「ENDキー」→【光らせたいキーを選択】→「eキー」+「ENDキー」で終了(任意のキーのみの発光設定)
④「eキー」+「4キー」(キーがランダムに光るスターライト)
⑤「eキー」+「5キー」(押したキーのみ光らせるキーエフェクト)
⑥「eキー」+「6キー」(バックライトOFF)
思いのほか結構遊べます。僕は常時発光を好んで使っていますが、これは購入したご自身でお好きなものを選ばれてください。
このゲームモードがONになっていれば、キーボード右上の「GAMING MODE」のランプが赤く発光するので、確認も設定も超簡単です。
意外と作りこまれていてビックリしたというのが本音です。
ただ、他の有名デバイスメーカーの様に「専用ソフトウェア」で操作する方が簡単。
次回作は本格的に「専用ソフトウェア」の開発と運営を期待します。
印字表記
いくら日本語配列でも、キーの見た目が悪くなる「かな印字」は必要ありません。(かな印字を使って入力していらっしゃる方、申し訳ありません。)
このキーボードの個性として、通常の「右側Altキー」部分にエレコムのロゴデザインがプリントされています。
先ほども紹介した通り、全ての操作はこの「eキー」で設定が可能。
このキーボード独特の使い方なので、購入された方は覚えておきましょう。
ケーブル
できれば「編み込みケーブル」にして欲しかった。
好みの問題ですが「ビニールタイプ」はクセが付きやすく扱いにくいし、見た目も安っぽく感じるのであんまり好きじゃありません。
まあ、キーボードとしての性能には直接関係はないから些細な点だけど。。。
背面
四隅に割と小さめの滑り止め用ラバーグリップ材を完備。
チルトスタンドは「2段階調節」付きで、チルトスタンドの先にはちゃんと滑り止め用の「グリップ材」が施されています。
背面のラバーグリップ材があまりにも小さく、剥げないか心配だったので「どれくらい剥がれやすいのか」と思い試しに無理やり剥がしてみようとした所。
ここら辺は安心です。GOOD!
「ECTK-G01UKBK」の重量感
公式だと、製品重量「976.8g」という重量になっていますが、こちらで実測したところ「923g」という重量に。
ここまで重量差が出るのは恐らく、公式の製品重量はケーブルや付属品なども含めた重量の様な気がします。
とは言っても一般的なテンキーレスのゲーミングキーボードと比較しても、平均的な重量感の仕上がりですのでFPSゲーム中マウスがキーボードと接触してしまっても「キーボードが逃げません」。
「ECTK-G01UKBK」の打鍵音
実際皆さんが一番気になるであろう、打鍵音ですが「百聞は一見に如かず」
※タイピングが我流のためお見苦しいですがご容赦ください。
超気持ちいい。
打鍵音は割と大きめ。一般的な茶軸としてみれば許容範囲の打鍵音量だと感じます。
自室でゲームやタイピングをやる分には問題ありませんが、VCなどでキーボードの音を乗せたくない方は慎重に検討されてください。
間違いなく職場レベルでは使うと怒られるレベルに違いありませんのでご注意を。
デバイスブロガーとして、念のために確認しましたが採用されているキースイッチは「Long Hua」という文字が・・・。
聞いたことないぞ。という事で少し調べてみましたが、どうやら中国のメーカーの様です。
しかしながら、cherry軸を長年触ってきた僕でさえ目立った違いは見つけられません。
何も知らずに「cherry軸の茶軸だよ」と言われて目の前に出されたら10人中10人全員が気付かないと思われます。
ちなみにこの「Long Hua」製キースイッチは一般的なcherry軸と形状が違いますが、他のcherry軸タイプのキーキャップとの互換性はあります。
上の写真。左が「cherry」右が今回の「Long Hua」対応のキーキャップです。
ですので、キーキャップをお好きなものに変えてカスタマイズでも楽しめるのでご安心を!
「ECTK-G01UKBK」を実際に使ってみて
凄く良い。
この一言に尽きます。FPSをやるならやっぱりテンキーレスが一番ですね。
茶軸は数あるキースイッチの中でも誰もが好む”超優等生”という側面をもった万能キースイッチ。
やはりメカニカルの爽快感は、メンブレンとはケタが違います。
実際にFPS・ブログでもかなりハードに使いこみましたが、そこらの有名ゲーミングメーカー製のハイエンドモデルと比較しても、使い心地に関しては全く見劣りすることはありませんでした。
数多くのゲーミングキーボードを購入してきた僕でさえも、『もうこれで良いんじゃない?』と思わせられたほど。
6000円でこのレベルならまさにコスパ最強クラス。買ってもお釣りが来るレベルの満足度でした。
保証期間は「6か月」と短め
今現在の一般的なゲーミングデバイスの保証期間は「2年間」が主流となっているので、6か月はちょっと物足りない感は否めませんが、日数で言うと180日間。
また日本企業という事もあり、もしもの故障時対応でも海外メーカーでよくありがちな「カタコトの日本語対応」ではないという点は評価されるべき大きなメリットです。
是非今後の企業方針を見直して、より皆が安心して購入できるように保証期間の延長を願いたい所です。
まとめ
いかがだったでしょうか?
確かに若干の改善希望点(粗削り)な面もいくつか見受けられました。
現状ゲーミングデバイスに関しては後進国となる日本企業ですが、今回のエレコムの「ECTK-G01UKBK」は『価格・使い心地・打鍵感』全て合格点を与えても良いキーボードと言えます。
PCゲーム初心者さんから上級者さんまで誰もが満足・納得できる一品。コスパ最強のゲーミングキーボードですので安心して購入されてください。
では今回はこの辺で!バイなら!
コメント
コメント一覧 (4件)
マクロ組めますか?
マクロ機能は未対応になります。
long hua茶軸はkailhのbox brownと同じスイッチなのでcherry茶軸よりお金かかってると思いますよ
あとこのブログでcherry軸が神格化されているように感じ取れますが、最近のcherry軸の金型は劣化していてgateronやkailh等の中華軸のほうが物は全然いいです
中華軸を採用してるからといって悪いわけではないです
ご教授下さりありがとうございます。