どうも皆さんこんにちは!デバイスブロガー「RYO(fa-twitter@ryo_blog_fps)」です^^
今回は「ふもっふのおみせ」様より、大人気のゲーミングマウス「Finalmouse Ultralight 2 – CAPE TOWN」(本稿「Ultralight 2」で呼称統一)をご提供頂けたので、実際の使用感を詳しくレビューしていきます。
「Ultralight 2」の人気ぶりを少し紹介
日本国内における初回の予約販売は用意されていた4,000台が、開始からわずか30分で完売したという伝説を持つ「Ultralight 2」ですが、その人気ぶりは当ブログで先月まとめた以下の検証記事でも実証済み↓
この記事で、プロ・アマの全2025人のゲーマーを対象とした「ゲーミングマウスの人気使用率」を調査したところ、今回の「Ultralight 2」は堂々の3位に入賞している人気ぶり。
何がこんなに多くのゲーマーに支持されているのかを、今回のレビュー記事にて詳しく解明していきます。
「Ultralight 2」の大きな特徴
- マウス重量わずか「47g」という驚異的な軽さが最大の魅力。卵1個分(60g)よりも断然軽いゲーミングマウス。今の軽量マウスブームの火付け役「Final Mouse社」の最新モデル。
- マウスの大きさは群を抜く小ささ。手が大きい人は不向きだが、日本人の平均的な大きさで「かぶせ持ち以外」なら他を圧倒する程までに良い。(後述するが握れば分かる)
- 形状をミリ単位でカスタム可能な「INFINITYSKIN」が付属。手が大きい人・かぶせ持ちの人はこれを貼れば解決します。(後ほど詳しく)
- マウスセンサーは信頼と実績のある「PixArt PMW3360」を採用。ポーリングレートは珍しい「500Hz」固定。
- 専用ソフトウェアは不要の「プラグ&プレイ方式」で、カスタム性には欠けるが「プロ・アマ」問わず手軽に使えるシンプルさも魅力の一つ。
- ケーブルは疑似パラコードの「ファントムコード」を採用。エイムのケーブルストレスは皆無と言っていい。
- 唯一のウィークポイントは価格の高さ。しばらく入手困難だったが、今は在庫も安定しているのでこの使用感なら十分購入の選択肢に入れていい。
「Ultralight 2」の外観
それでは早速「Ultralight 2」の外観を見ていきます。
箱デザイン
本体
開封してみて一番驚いたのが、「軽量化」への徹底ぶり。
マウス越しに反対側が見えてしまうゲーミングマウスに終始大興奮。
各方面からの画像(タップで拡大可)
形状のジャンルは『左右対称型』であり、特記すべきはその小ささ。
一般的な左右対称型のゲーミングマウスと比較するとかなり小型のマウスになっています。
「GPRO ワイヤレス」と比較してみる
これではいまいちピンとこない人もいると思うので、今現在ゲーミングマウスのシェア率1位のロジクール「GPRO ワイヤレス」と比較。
「GPRO ワイヤレス」は同じく左右対称の形状で、大きさはスタンダードな部類のゲーミングマウスです。
価格も両者の差額が「1,500円」程と同一価格帯なのでその違いを見ていきましょう。
GPRO ワイヤレスとの寸法値(画像タップで拡大可)
①グリップ幅【-6mm】
②全長【-10mm】
③高さ【-4mm】
一般的な大きさである「GPRO ワイヤレス」と比較すると、今回のレビュー品である「Ultralight 2」の小ささがより際立ちます。
(ワイヤレスマウスと比較するのは少し酷な気もするけど。)
個人的には「GPRO ワイヤレス」よりも「Ultralight 2」の方が圧倒的に握りやすく操作感も良好。
これはグリップスタイルの相性で決まるので、僕と同じ『つかみ持ち』の人は「Ultralight 2」を購入の選択肢に絶対入れとくべきだと強く主張しておきます。
マジでほんまにいいから。(後ほど理由を詳しく)
「Ultralight 2」を実際に握った様子
「Ultralight 2」を代表的な3種類の持ち方で持ってみます。
手の大きさ(参考)↓
画像タップで拡大可能
このマウスの真骨頂は「つかみ持ち」「つまみ持ち」の人がメインターゲットです。(NOカスタム形状時)
(手の小さいかぶせ持ち派ならギリギリいけるかもしれない。)
それならカスタム次第で化けます。
僕はこれまでに20台を超える様々なゲーミングマウスを実際にレビューし使ってきましたが、これほどの好感触は味わったことが無い。
僕自身のグリップスタイルは「つかみ持ち派」なので、今回の「Ultralight 2」は抜群に相性が良かったと言えます。
マウス高さがかなり低く、マウスの後方長さが短いため、エイムの微調整を行える空間(=エイムの懐)がかなり広く生まれます。
この可動域の広さは「つかみ持ち」「つまみ持ち」のグリップスタイルの人にとっては、エイム力に直結してくる死活問題。
「Ultralight 2」での最たるメリットは、この空間広さであり、エイムの微調整が問われる【ヘッドショットを狙う】という行為に大きな恩恵を生みます。
「使ってるマウスでここまでFPSの成績が大きく変わる」というゲーミングマウスは僕自身初めての経験であり衝撃が大きかったです。
インフィニティースキン
この「Ultralight 2」の目玉とも言えるこのスキンは、このマウスに唯一付属してくる付属品。
形状をミリ単位でカスタマイズできるので自分に最適なマウスを作っていくという発想は革新的と言えるアイディアです。
早速張り付けてみた↓
重ね張りも可能なので最大+5.7mmまでカスタマイズが可能。
素材となっている合成発泡体は十分な強度と共に軽さも兼ね備えており、汚れや汗に対しての耐久性も文句なし。
粘着剤は3Mと共同開発されたもので再利用可能とのことですが。。。
実際に剥がしてみたけどこれは少し注意が必要かも。
特に今回の様に「張り付けた直後」はキレイに剥がしやすいですが、長期間使った上で剥がすと綺麗に剥がすのは結構難しいかもしれません。
心配な人は下の様な「シール剥がし剤」を用意しておきましょう。
「Ultralight 2」は本体に穴があいてるハニカム構造なので、スプレータイプはNG。塗り付けタイプを選んでね。
このシールを重ね張りしてカスタムすれば、マウス本体を標準サイズ近くまでアップさせることが出来るので、かぶせ持ちユーザーも対象になってきます。
僕は根っからの「つかみ持ち派」なので、色々試しましたが結局何もつけない標準が一番使いやすかったです。
あまりに「Ultralight 2」が良かったので、今回自腹でもう1台「予備マウス」として購入注文しようかと考え中です。
クリックボタン
クリックボタンの天板にまでハニカム構造を施してあります。
クリックボタンは本体独立型の「セパレート式クリックボタンを採用」しているため、クリックする位置が手前であろうが奥であろうが、ボタンテンション(反発)が極端に変わらないため扱いやすいのが特徴。
クリックボタンの深さを見るとこの写真では一見「かなり深い?」と感じるが・・・。
実際クリックしてみると途中で止まる仕様で『浅く程よい反発力』です↓
クリック関連では特にデメリットと感じる要素はありませんでした。
むしろよくまとまっておりGOOD!
ホイール
接触面はオレンジ色の滑り止めラバー材です。(凸凹あり)
スクロールはノッチ感が「ヌルヌル」という感触ですが、FPSでも「武器の切り替え等」でも誤操作は起きない程度に軽い仕上がり。
ホイールクリックも「コツっ」という軽め。
「Ultralight 2」のホイール関連でもっとも優秀なのが、なんといっても抜群とも言える設計位置。
一切無駄な動作が不要な「完璧な位置配置」になっており、FPSでもクイックアクセスが可能。
海外メーカーでありがちな「手が大きい外国人仕様」ではなく、日本人の平均的な手の大きさである僕でジャストフィットしてくれます。
サイドボタン
クリック感は「コツっ」と軽めのテンションで操作でき、前後2つのサイドボタンの境界線に凹みを設置しているのがポイント。
目視せず指先の感触だけで、2つのボタンの前後を認識できるので細かい配慮が良き届いた設計デザインです。
ファイナルマウスの設計者さんは「ユーザー心理をよく理解している人だな」とこの些細なポイントで感じ取れます。
DPI変更ボタン
この「Ultralight 2」はマウス上部に『DPI変更ボタン』が搭載。
変更できるDPI値は以下の通り↓
【400→800→1600→3200】の4段階調整。
ここでウィークポイントが一つ。
この「Ultralight 2」は、専用ソフトウェアもなく、ライティング機能も搭載されていないため致し方なし。というべきか。
もちろんマウスを動かせば感覚である程度分かりますが、やはり視覚的にハッキリ確認できる機能が欲しかったというのが正直な所です。
ケーブル
公式の呼称では「ファントムコード」と呼ばれていますが、俗に言う『疑似パラコード』になっています。
肝心の使い心地は【めちゃくちゃ柔らかい】です。
ケーブルストレスは皆無と言っていいでしょう。
もちろんマウスバンジーは併用した方がより”ワイヤレス感”がUPするので併用を推奨です。
人気のマウスバンジーとの干渉チェック画像を置いておきます↓
この4つのメーカーのマウスバンジーなら何の問題もなく取り付けることが可能です。
ケーブル径もそこまで幅を取らないので今市場に出回ってるマウスバンジーなら、だいたいは問題ないと思います。
ソール(底面)
「Ultralight 2」では滑りがとても良い『テフロン製』を採用しており、滑りに関しては一切の不満点無し。
ソールのエッジ(端部)には、マウスパッドとの引っかかりを防ぐための曲面加工まで施してある徹底ぶりです。
FPSの様な滑りを求めるエイムユーザーに最適な仕上がり具合と言っていいでしょう。
「Ultralight 2」のリフトオフディスタンスを検証
マウスを持ち上げた際に、どの位置までセンサーが認識するかの距離のことを言います。
一般的にこの数値が『2.0mm未満』ならFPSでも快適にプレイできるという指数です。
検証方法は、0.1mmの金属プレートを一枚ずつ底面に敷いていき、マウスの挙動が反応しなくなる点を検証。
使用したマウスパッド
僕の環境での検証結果はリフトオフディスタンスが「1.0mm」でした。
FPSをプレイする上で理想的なリフトオフディスタンスとなり快適なエイムを実現してくれます。
「Ultralight 2」の使用感
お世辞抜きでかなり良い。
FPSゲームでのヘッドショットがかなり狙いやすかったです。
このマウスを試すために、久しぶりにBF1を起動し「スナイパーライフル」でプレイしたところ・・・。
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あまりにヘッドショットがバンバン続くので、敵チームのお二人から立て続けに「チーター疑惑」のチャットログを頂きました。
※「shi gua」は中国語で「チーター」と言う意味だそうです。
ちゃんと「no aimbot」とお返事しておきました。↓(ホントに使ってないんだもの。)
それもそのはず。この試合は「Ultralight 2」が届いた当日、少しマウスを試してみようと途中参加で入った試合での一コマ。
試合も後半で10分間くらいでの出来事でした。
ちなみに僕のFPSゲームの平均ヘッドショット率は18%前後。
つまり約5発に1回のヘッドショットという計算ですが、これが「Ultralight 2」を使った途端に『3~4発に1回』になった気がします。
この試合でのステータス↓
ファイナルマウス恐るべし。笑
それでいながら、『ソールも良く滑る・ケーブルも柔らかい・各種ボタンも良好。』
マウスセンサーに至っても「思いのままに追従」してくれ、エイムは格段によくなりました。
(マジで”早く買っとけばよかった。”と心底後悔してます。。。)
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は47gという超軽量の大人気ゲーミングマウス「Ultralight 2」をレビューしていきました。
昨今の軽量化マウスの先駆けであり、NO.1の軽さと人気を誇る製品となっています。
実際に使ってみて【とんでもなく良かった】ので
以下のおすすめ記事にも掲載決定!
ゲーミングマウスをどれにしようか迷っている方は、この「Ultralight 2
では今回はこの辺で!以上、RYO(fa-twitter@ryo_blog_fps)でした^^
バイなら!
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