
どうも皆さんこんにちは!『RYO(@ryo_blog_fps)』です^^
今回は、2018年8月10日に発売されたロジクールのワイヤレスゲーミングマウス「G304」をレビューしていきます。
実際にG304を購入して、しばらく「FPS・普段使い」でも使用したので、その使用感をまとめていきます。
性能の高いFPS向けのワイヤレスマウスが欲しいけど、他のは価格が高く買えない。という人にとっては最善の選択肢になり得るマウスでした。
Amazon評価レビューの方も「☆4.5(評価数:1,514件)」という高評価。
今回僕はホワイトモデルを購入しましたがブラックモデルも。好きな方を選びましょう。
詳しくレビューしていきます。
タップできるもくじ
「G304」の大きな特徴
- FPS向けのワイヤレスゲーミングマウスで、3000円台となる価格は破格
- 搭載されたロジクールの独自センサーとなる「HEROセンサー」は、有線に劣らないエイム動作の認識が可能
- 単三の乾電池がバッテリー源。その最大バッテリー駆動時間は「250時間」。一般的なワイヤレスは60時間が相場の現代に、その4倍となるマラソンマウス
- パフォーマンス強度の調節機能あり。「HI」「LOW」モード切替が可能。FPSゲーマーなら「HI」の一択
- マウス重量は「99g」(乾電池含む)。軽量マウスにこそ劣るが、ワイヤレス+乾電池の重さを考慮すれば合格点
「G304」のスペック表(GPRO WLと比較)
ロジクールの一番人気ワイヤレス「GPRO ワイヤレス」と今回のレビュー品「G304」を性能比較。
(赤字が優れた項目↓)
G304 | GPRO ワイヤレス | |
センサー | HEROセンサー | HERO16Kセンサー |
バッテリー駆動時間 | 最長250時間 | 最長60時間 |
最大加速度 | 40 G | 40 G |
最大トラッキング速度 | 400 IPS | 400 IPS |
ポーリングレート | 1000 Hz(1ms) | 1000 Hz(1ms) |
メインボタン耐久性 | 1000万回 | 5000万回 |
重量 | 99g(乾電池含む) | 80g |
RGB発光 | なし | 1680万色 |
Amazon価格※ | 3,800円 | 16,800円 |
※価格は2021年1月現在のAmazon価格
「GPRO ワイヤレス」はPUBGプロゲーマーの使用率52%(※1)を誇る業界NO.1の人気機種。
ワイヤレスとしては軽量の80gと、ハイエンドモデルとして恥じない高性能センサーを搭載。
しかしながら、この「GPRO ワイヤレス」はその人気度もさることながら価格も16,800円という価格がネック。
※1:統計の参照はこちらの記事へ
一方で本レビューの「G304」は13,000円安となる高コスパが最大の特徴。
センサー性能を見比べれば一目瞭然ですが、「最大加速度・最大トラッキング速度が同じ」という、決して見劣りしない一品。
バッテリー性能に関しては「G304」に大きく軍配が上がります。
250時間というのは、一日3時間の使用で約3カ月の期間で使えるということです。
FPSゲームではポーリングレートが高い方が良いので、ゲーム時は「HIパワーモード」の一択。
デスクワーク時に最適となる「LOWパワーモード」だと、なんと9カ月もバッテリーが持つというマラソンマウス。
ただ、この「G304」はバッテリー源が「乾電池」という事もあって、RGB発光はなくデスクをカッコよくしたい人にとっては物足りないのも事実。
ここは財布と相談して、コスパを取るかハイエンドモデルを選ぶかを決められてください。
「G304」を実際にグリップしてみる
「G304」を代表的な3種類の持ち方で持ってみます。
あなたのグリップスタイルに適合する画像を参考にして下さい。
画像をタップで拡大表示可能↓
この「G304」は、左右対称の形状となっているためベストフィットするのは「つかみ持ち・つまみ持ち」の人に最適な形状。
かぶせ持ちの感覚は特別使いにくい訳ではないですが、「G703h」のようなI.E3.0クローンのエルゴノミクス形状に比べると、フィット感と言う意味では劣ります。
ロジクールのワイヤレスマウス(5機種)を並べてみた↓
今ロジクールより発売されているワイヤレスマウス「G304」「G703h」「GPRO ワイヤレス」「G502WL」「G903h」の5機種の比較画像です。
画像をタップで拡大表示が可能なので、他の機種を持っている人は参考にされてください。
今回の「G304」のサイズ感は他機種と比較すると小型に分類されるサイズ感。
日本人の手にも合うサイズ感となっています。
「G PRO」マウスとの違い
この「G304」は、僕自身もそうですが、多くのプロゲーマーにも好評である「GPRO」マウスの形状をそのまま受け継いでいます。
以上の点以外は「GPRO」を、そのまま「ワイヤレス化」させたという認識で間違いありません。
「G304」の使用感
性能をいくら語るよりも、実際にFPSをプレイしてみるのが一番!
この「G304」で、実際にFPS(BF1)をプレイしてみました。
結果報告の僕のツイートがこちら↓
FPSでキルレなんて、何にも参考になんないよ
— ⛱RYOBLOG⛱ゲーミングデバイスレビュアー (@ryo_blog_fps) August 12, 2018
自分が気持ちよくなれるかの指数でしかないからね
【結論】………めちゃくちゃ気持ちよかったですw
BF1で、G304に変えた途端これさ!キルレ39さ!
もう有線使えないよねm(._.)m pic.twitter.com/Vbdx0soLbF
いやー、僕自身が一番驚きました。w
僕は、もともと「GPRO」愛用者だったので、この慣れた形状による操作感は抜群に良く、新センサーの「HERO」もとても素晴らしいものでした。
「やはり、ワイヤレスはめちゃくちゃ使いやすい。」
「GPRO」は有線だったので「マウスバンジー」を使っていましたが、大きなエイム移動時、「突っかかり」がどうしても気になっていましたが、「G304」は完璧。
「FPSで後ろから撃たれた時のとっさの振り向き」や、「複数人の敵と交戦する時の高速エイム」など、全くのストレスフリーの環境になりました。
新センサーである「HERO」に変化することによって、もしかしたら「操作性が悪くなる」という心配もしていましたが、余計な心配だったようです。
非常に素直に、且つ完璧にエイムを再現してくれるセンサーで、すぐさま信頼できるセンサーの一つになりました。
クリック関連
クリック連打(連射)は及第点
テンション(跳ね返り)が結構強い部類で、連射にはめっぽう強いです。
FPSゲーマー向けに開発されたことだけはあります。
遠距離戦でのタップ撃ちが、GPRO同様にとてもやりやすいです。
また、画像を見てもらうと分かりますが、クリックボタン部が少し凹んでいます。
これが指を置いたときこの凹み(ガイド)にフィットして、指を置いたときの感触が自然でGOOD。
強いて言うなら、「静音性・クリック性能に優れた」最新のオムロンスイッチを使って欲しかったというのが、正直な意見です。
せっかくの新商品だったので、少し期待し過ぎたかな?
まあ、この低価格ですからしょうがないのも分かるんですがね。
クリック音
クリック音は「カチッ」という割としっかり目の音です。
体感ではG703hの音の2倍くらいありそうですが、「プレイに支障が出る・フレンドとの通話でうるさい」という程ではないため問題ありません。
「G304」を長時間使用して、実際にフレンドさんと通話しながらやりましたが、苦情は一切受けませんでした。
ただ個人的には、多少高くなっても良いから、G703hで使われている「最新のオムロン製スイッチ」を搭載して欲しかったです。
人間良いモノを体験すると、欲が出て物足りなくなってしまいます。
もちろん、G304のクリック性能が悪い訳ではありません。
あくまで、G703hで使われているスイッチが優秀過ぎるんです。
G703hのレビュー記事はこちら↓
各ボタンの設計位置
各ボタンの配置場所は「GPROと同じ」なので、完璧と言っていいでしょう。
ホイールボタン、DPIボタン、サイドボタン、全てアクセスしやすい設計位置で満足できます。
海外製のマウスによくあるのが、外人さん基準で「手の大きい人向け」に作られていること。
各ボタンを押すのに握り直さないといけないマウスもあるんですが、この「G304」は、FPSでは致命的で「無駄なアクション(握り直し動作)」が発生する心配はありません。
僕の手の大きさは日本人の平均的な大きさですので、大半の人はボタン位置でストレスを感じることは無いと思います。
DPI変更ボタン
DPI変更ボタンの位置と、感触も問題ないです。
FPSで十分戦いやすいレベル。
ただ僕はFPSでDPI変更をしない人なので、ボタン割り当て機能(後述)で回復や射撃モード切替に使っています。
ですので、DPI変更ユーザーレベルのメリット・デメリットは分からないです。
サイドボタン周辺
サイドボタン位置と固さ
サイドボタンの位置はアクセスしやすい位置です。
そして、GPROからの嬉しい改良点が「ボタンが柔らかくなった」こと。
GPROのサイドボタンは、個人的に少し固すぎました。
今回のG304は、本当に「ちょうどいい」テンションに改良されているためストレスもなく「FPSプレイ中」でも完璧な操作が可能になっています。
グリップ部(側面)の材質
GPROと全く同じ材質の「ザラザラとしたプラスチック製」になっています。
一見滑りそうですが、工夫された形状のおかげで全く心配ありません。
この画像↓
上に行くにつれて反り返っているのが分かりますが、この形状のおかげでマウスの持ち上げ動作はとてもしやすいです。
使った人にしか分かりませんが、マウスパッドと指(親指・薬指・小指)の接地面が大きくなり、わずかなエイム調整も可能になる点は超高評価。
FPSで遠距離戦を戦うときにその恩恵がかなりデカいです。
ソールの形状・位置
計6か所。GPROと比べて、画像下中央の丸形ソールが追加されています。
ソールの滑りに関しても特に気になる点はありません。
下側には電源の「ON / OFF」を切り替えるスライドスイッチがあります。
使わない時はOFFにできるので、電池の消耗を最小限にできるのもGOODポイントでした。
G304のソフトウェア
・DPI変更(5つ設定可能)
・PCとの更新数(=レポートレート)の変更
・電源モード「高・低」の切替(低にするとレポートレートが「125Hzに固定」される代わりに電源の持ちが良くなる)
・マウスパッドの「表面認識機能」が無い
(↑これに関しては心配しなくて大丈夫です。数種類マウスパッドを試しましたが、センサー性能は文句なしでした。)
まとめ
このG304は、「価格と重量を抑えながら・手軽にワイヤレスを体験して欲しい」という、ロジクールの意思が詰まったゲーミングマウスでした。
必要性能・機能だけに絞りながらも、FPSでこれだけの「高いパフォーマンスを体験できる」点においては、とても素晴らしいマウスです。
形状が万人受けする完璧なマウスに、この低価格で「ワイヤレス」を組み込んだ。という意味では「コスパ最強のワイヤレスゲーミングマウス」と言い切って良いと思います。
他のメーカーでは、絶対真似できません。
「価格を安く + FPSで戦える + ワイヤレス」を求める人には、完璧なマウスでした。
Amazon評価でも「☆4.5(評価数:1,514件)」という高評価が全てを物語っていますから大満足間違いなしです。
では今回はこの辺で!バイなら!
ホワイト↓
ブラック↓
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