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\レビュー/Logicool G「G903h」180時間も使える新型ゲーミングワイヤレスマウス。

G903h サムネ

どうも皆さんこんにちは!『RYO(@ryo_blog_fps)』です^^

今回レビューしていくのは2019年6月27日に発売されたばかりの、ロジクール「G903h」(別名:G903 HERO)をレビューしていきます。

このゲーミングマウスは、好評だった旧型「G903」の形状をそのままに、センサーを最新鋭のロジクール「HERO 16K センサー」にグレードアップした最新モデル。

一か月ほど使ってみた感想。

①バッテリー駆動時間が最長「180時間」旧型より”約6倍”に向上。充電のストレスが全くない化け物級のバッテリー性能。ワイヤレスマウスである事を忘れてしまう位凄い。

②利き手を選ばない『左右対称型』と『プログラム可能ボタン数11個完備』は大きなメリットとなる。

③相変わらずHEROセンサーは性能も文句なし。FPSでも最高のパフォーマンスを発揮できる。

④だがしかし、価格が高過ぎ。。。うん、高過ぎ。

と言うゲーミングマウスです。

このマウスの最も目玉となるのが、何といっても『バッテリー性能』

LED未使用時であれば、180時間という驚異的なポテンシャルを発揮してくれます。

ですが!!!ハッキリ言って、価格が高過ぎ!

2019年7月時点でAmazon価格「約2万円」もするってありえない高さです。

あのプロゲーマーご用達の、マウス重量『80g』=「GPROワイヤレス」ですら約17,000円ですから、とんでもない強気の価格設定。

G903h」のレビュー記事で言うのもなんですが、「G903h」の【形状に惚れ込んだ!】【ボタン数が多いのが気に入ったんだ!】という方以外は、他のワイヤレスマウスを購入されることをおススメします。

個人的に、上記の様な特別なこだわりが無ければ、コスパ重視の「G703h」か、性能重視の「GPROワイヤレス」を購入されてください。

【レビュー記事はこちら】

1万円でコスパ重視のワイヤレスマウス『G703h』のレビュー記事↓

夢の80g!性能重視のワイヤレスマウス『GPROワイヤレス』のレビュー記事↓

旧型の「G903」を使っている方で【予算に余裕がある方】は、”買い”ですね。(性能比較も後述)

バッテリー性能が6倍になった恩恵はハードゲーマーであればあるほど恩恵を受けられます。

ここまでの内容で皆さんお察しの通り、僕はこの「G903h」について割と否定的です。
(価格さえ落ち着いてくれば最高のマウスだと思うのですが・・・)

本来僕みたいなブロガーは、商品を仕入れた(購入した)以上その商品を褒めて皆さんに買って頂かないと採算が取れないのですが、正直言ってコスパが悪すぎます。

皆さんが買って後悔する顔も見たくないですしね。

ここから先は、それでも「G903h」に興味がある!という方向けに紹介していきます。

ワイヤレスマウスとしての出来の良さは本物ですよ。良い所は素直に褒める。悪い所は正直に。

一切ごますり無しの正直なレビューをご覧ください。ハマる人にはハマります。気になる方は要チェックです。

目次

「G903h」の主要スペック

まずは「G903h」がどんなマウスなのか、主要スペックをご覧ください。

センサー:HERO 16K
重さ:110g
プログラム可能ボタン数:最大11個
DPI:100~16,000 DPI(50単位で調節可能)
ポーリングレート: 125 / 250 / 500 / 1000 Hz

性能面で言えば”ワイヤレスの最高峰”と言っていいでしょう。

価格が価格なので当然と言えば当然です。

旧型のG903で好評だった持ちやすい形状はそのままに、最新センサー「HERO 16K」を搭載したことにより実現できた「驚異の180時間プレイ」は誰もが待ち望んだリニューアルです。

何といっても「11個のボタンカスタマイズ」ができるという利便性は、他のワイヤレスマウスを探してもなかなかありません。

ロジクール独自の最新センサー「HERO 16K」は性能の高さも去ることながら、驚くべきは電池消費量の少なさにあります。

前世代のセンサーに比べて、電力効率は驚異の10倍(ロジクール公式HPより)

つまりバッテリー容量を抑えつつも、長時間駆動してくれる高性能センサーと言う訳です。

でも、正直言ってバッテリーは十分すぎる程凄いのですが、「重量が旧型と一緒」と言うのが残念で仕方ありません。。。

バッテリー性能をもう少し抑えても良いから「重量」を少しでも軽量化して発売してくれていたら、旧型を好んで使ってらっしゃる方達に良いインパクトを与えられたのになぁと。

現に、同日ロジクールより発売された「G703h」は旧型より軽量化されており、かなりの人気ぶりを見せています。

うーーん。G903h。もったいない(僕の超個人的感想です)

G903hを好んで使っておられる方で、お気に触った方がいらっしゃったら申し訳ありません。

この場を借りてお詫びいたします。

まだ発売されて一か月ですから、今後価格が落ち着いてきたら名実ともに「最高のゲーミングマウス」に躍り出る可能性も秘めているので、今後に期待ですね。

「G903h」の外観

写真で詳しく外観をチェックしていきます。

G903h 箱

本体

G903h 本体

ジャンルは左右対称型であり、左利きプレイヤーも選択肢に入ってくる数少ないゲーミングマウスです。

左側面
右側面

両側面になだらかな傾斜があり、上に行くにつれて反っていくという独特な形状。

この構造により持ち上げるアクションがとてもやりやすいのが特徴です。

材質は決してベタ付くことのないマットな表面加工を施された『プラスチック?樹脂?製』です。

よくある滑り止めのためのラバーコーティングではないですが、上に行くにつれて反っていく滑りにくい構造のため、とても快適にストレスなく高速操作(エイム)が可能になっています。

付属品

G903h 付属品

ここでポイントなのは、10gのウエイトが付いている点です。

実際に持ってみて、マウスが軽すぎた場合この付属のウエイトをはめ込んで重量を調整することが出来ます。

だがしかし、このマウス本体の重量は110g。決して軽くはないです。

大半の人はまず使わないでしょう。僕個人も使っていませんが、もうちょっと重い方が好きという方は、このウエイトを活用してください。

各方面からの画像

画像クリックで拡大が可能↓

左側面
右側面
正面
後方面

ソール(裏面)

G903h 底面 ソール

汚くてごめんなさいw

ロジクール製のマウス比較画像

G903h ロジクール製マウス 比較画像
G903h ロジクール製マウス 画像比較

「G903h」を実際に握った様子

G903hを代表的な3種類の持ち方で持ってみます。

手の大きさ(参考)↓

手の大きさの参考

画像クリックで拡大可能↓

かぶせ持ち
つかみ持ち
つまみ持ち

「かぶせ持ち・つかみ持ち」プレイヤーにとってはとても相性の良いマウスになっています。

一方「つまみ持ち」プレイヤーにとっては、この「G903h」は少し大きすぎるので、避けた方が無難でしょう。

「G903h」旧型との性能比較表

G903h G903 性能比較 違い

今現在旧型の「G903」を使っている人のために、旧型である「G903」と今回のレビュー品である新型「G903h」の基本性能を分かりやすい様に性能比較を行いました。

赤字が進化した項目↓)

G903(旧型)G903h(新型)
センサーPMW3366HERO 16K
最大解像度200~12000 DPI100~16,000 DPI
最大速度400 IPS400 IPS
最大加速40 G40 G
スイッチの耐久性5000 万回5000 万回
バッテリー駆動時間最長32時間最長180時間
重量110 g110 g
Amazon価格(2019年7月時点)11,978 円19,257 円

性能比較はご覧の通り「最大加速」や「最大加速度」、「クリックの耐久性」は最高レベルを”維持”し、「最大解像度」「バッテリー駆動時間」が大幅にグレードアップされています。

旧型を好んで使っている方にとっては朗報ですね。

・・・価格で頭を悩ませるけど。

しかしながら、こう考えてみたら面白いのではないでしょうか?

旧型の「G903」でさえ、新型とほぼ変わらないこれだけのハイスペック。

今回新型が出ており、旧型は価格もお求めやすくなっている(半額相当です)ので、”あえて”旧型を購入するのも一つの選択肢かもしれません。

変わっているのは『バッテリー性能』と『DPI解像度』のみで、他は形状含め全てが同じ。

性能・使用感は文句なしですから、ネックは価格面のみ。

賢い買い物上手な方は、今あえて旧型を選ばれるのも十分選択肢として大ありです。

旧型の「G903」の購入リンクはこちら↓

「G903h」の使用感

使用感は文句なしです。

「FPS×ワイヤレスマウス」という組み合わせが非常に相性の良いマウスに仕上がっています。

クリックの特徴

G903h クリック

このG903hは、マウス本体と一体型ではなく、独立型の「セパレート式」を採用しているため、指の長さに関係なくどこでクリックしても同じ押加圧なのはGOOD。

誰が使っても同じポテンシャルを発揮してくれます。

クリック感は割としっかり目ですが、跳ね返りも良好なのでFPSにおける単発連射(クリック連打)でも疲れることはありません。

耐久性に関しても、「5000万回」のクリックボタンの耐久性を誇りますので問題なし。

複数年単位の長期に渡る良き相棒として活躍してくれると思います。

不確定要素は、ホイールのチャタリング(故障)の方ですね。

実体験として、ロジクール製マウスはホイールのチャタリングが多い印象なので、こればっかりは使っていってどうなるかです。

僕は過去に、「G403WL」「G703」の計2回この故障でロジクールの保証を受けさせてもらいました。

(怒るどころか保証の手厚さに感動させられましたが。笑)

今後使っていき、何か問題が起きたら追記します。

ホイールの特徴

G903h ホイール

軽量化のために肉抜きされた特徴的なホイールです。

ここで大きなメリットとなる大事なことが、「チルトボタン採用」と「高速スクロールホイール」という二点になります。

①チルトボタン

ホイールを左右に倒すことによって入力できる「カスタマイズ可能なボタン」の事です。

G903h チルトボタン

画像出典:「ロジクール公式HP」より

画像の青い●は『カスタマイズ可能なボタンの位置』を表しています。

このチルトボタンがあるおかげで、FPSで何が有利に働くかと言うと「武器の切り替えキー=1・2」を割り当てておく事で武器の取り出しがワンタッチで簡単に行うことが出来ます。

左右リーン」やAPEXの「スキル」などを割り当てても面白いかも!

特に恩恵を受けるのはPUBGですかね。(他のFPSでも十分応用が利きます)

これが有るおかげで、敵と突然接敵した時でも、左手操作を慌てて誤操作することなく、瞬時に切り替えることが可能。

だがしかーーし!!この快適さからこの設定に慣れてしまうと、他のマウスが使いにくくなってしまう中毒性を持っています。

チルトボタンがないと落ち着かなくなってしまうんです。

チルトボタンがあるマウスって結構少ないので、いざ「新しいマウスに乗り換えよう」という時に選択肢の少なさから苦しい思いをすることになります。

ずっとG903hを使わざるを得ない位に、このチルトボタンは効果絶大です。

FPS操作の幅が格段に上がる事間違いなしです。

②高速スクロールホイール

この「G903h」は下の画像のボタンをカチっと押すことでホイールが「フリー(無抵抗)」になりクルクルと勢いよく高速で回ります。

G903h 高速スクロールホイール

画像出典:「ロジクール公式HP」より

これの最たるメリットは『普段使い』に効果てきめんです。

下へながーい文章が続く時、こいつをカチっと押してスクロールすればあっという間にスクロールが可能。

「Excel・Word・Webサイト閲覧」いつでも役に立ってくれるので、僕も大変重宝して使っています。

もう一度画像の「切り替えボタン」を押せばコリコリとしたスクロールに戻るので、ワンタッチで超快適です。

FPSでも普段使いでも、この「G903h」は大活躍ですね。

サイドボタンの特徴

G903h サイドボタン

「コリ!」という軽すぎず重すぎずの丁度いいテンション(反発)です。

設計ポジション(位置)は完璧。

どんな握り方でも、握り直し不要で親指でクイックアクセスが可能になっています。

ここでの大きな特徴は、何といってもカスタム(取り外し)可能なサイドボタン設計。

このG903hは両利き対応なので、両サイドのサイドボタンがマグネット式で取り外しが可能です。

G903h 取り外し可能サイドボタン

ここでの補足は、両サイドボタンを装着しFPSをやってしまうと『誤作動』の原因になるのでやめとくのが無難と言う点。

もちろん慣れさえすれば可能かと。そうすれば最大の11個のボタン操作が可能になり、プレイの幅を大きく改善することが出来ます。

しかしながら、僕はボタン数に魅力を感じなかったので、右利き専用の「左サイド」のみ装着して使用しています。

それでも普通にFPSをやる分には十分すぎるボタン数です。

前述したホイールの『チルトボタン』があるおかげで、それだけでも超快適。他のゲーミングマウスでは体験できない程に操作が楽になりました。

これはG903hの大きなメリットですね。

『POWERPLAY』を使えば無限のバッテリー

この『POWERPLAY』と言うマウスパッドを今回のレビュー品『G903h』と併用すれば、充電の手間がなくなります。

プレイ中も休憩中も、ワイヤレス充電をし続けてくれる革命的商品です。

しかしながら、こやつの最大のデメリットが「高過ぎる」こと。

2019年7月時点で約18,000円もします。

個人的には「G903h」はバッテリー性能が怪物なので、正直このマウスパッドは不要だと思います。

充電の手間を天秤にかけて、しっかり検討した上で購入されてください。

ちなみに僕は未導入です。(いくら何でも高すぎるよ。。。)

「G903h」のソフトウェア

G903h ソフトウェア
設定できる項目

・LED変更
・各ボタンのキーバインド
・ゲームごとのプロファイル設定
・DPI感度変更(100~16,000)【50単位で調整可能】
・レポートレートの設定(125 / 250 / 500 / 1000 Hz)

ロジクールのソフトウェアは一番使い勝手が良いので、当ブログでもイチオシのソフトウェアになります。

一番のおすすめポイントは、最初にゲーム毎の「プロファイル設定」をしてしまえば、ゲームを起動した途端にキーバインドから何まで全て自動検知で設定を変更してくれる点です。

他のメーカーの場合、違うゲームをするたびに
「ソフトウェアを開く」→「マウスの設定を変更クリック」

という面倒な手順を踏まないといけませんが、ロジクールはゲームを開くだけで勝手にやってくれるんです。

これがめちゃくちゃ便利。

だいたいの人が複数のゲームタイトルを持っており、マウスのキーバインドを変えているケースも多いので、これら全ての人にとって大きなメリットです。

他のデバイスメーカーも是非この快適ソフトウェアをマネして欲しいモノですね。

安心の長期2年保証付き

安心の2年保証

これはもうロジクール製品のお約束です。

価格が高かろうが安かろうが、必ず故障時に対応してくれる安心感は唯一無二。

僕も、過去に「G403WLG703」のマウスホイールの故障時にお世話になりました。

せっかく良いデバイスを買うんですから、欠かせないのがこの長期間の保証です。

格安のゲーミングマウスでは決して真似できない安心感を是非皆さん体験されてください。

まとめ

G903h

いかがだったでしょうか?

今回はロジクールのハイエンド無線マウスの「G903h」をレビューしていきました。

ゲーミングマウスとしては【最高クラス】といって間違いのない商品といえるでしょう。

しかしながら記事中にも触れた通り、価格設定に大きなデメリットがある以上、賢い方は旧型の「G903」を購入される方が賢明だと個人的には考えます。

もしくは他のワイヤレスマウスを選択肢に入れるかです。

バッテリー性能に大きな魅力を感じる方は新型の「G903h」を。
性能面はほぼ同じなので、価格重視の方は”あえて”旧型の「G903」を。

この様に選ばれることをおススメします。

もちろん今後時間が経てば、価格が落ち着いてくるでしょうから、その時は新型を購入されてください。

今回はこのような不本意なレビューになってしまいすみませんでした。

では次のレビューでお会いしましょう^^バイなら!

新型「G903h」の購入リンクはこちら↓

 旧型の「G903」の購入リンクはこちら↓

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G903h サムネ

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